易(えき)占い
中国から古くより伝わる易経(お坊さんが読み上げるお経と同じように、経が書き記された書物)、易学など、蓄積された情報が哲学として確立された「易」を基に、占いとして活用したものです。
アドバイスなどを行う際に易にある陰陽などの思想を取り入れたもので、経による哲学的思想と、竹を用いた物理的な占い展開法をかけ合わせたものが「易占い」と称され、東洋占星術などアジアの占い学を信仰する多くの占い師に活用されています。
易経は「上経」・「下経」の2つが存在していて、経が記された経典は「説卦伝」「雑卦伝」「彖伝上・下」「象伝上・下」「繋辞伝上・下」「序卦伝」「大象」「文言伝」と、多くの書物が存在しているそうです。
易占いの手法は、50本の筮竹を空中から机上の上に落とし、賽の出た目のように、竹の形から個人の特徴・傾向や未来の出来事を占います。
竹の振り方は第1営~第4営まで存在していて、占う対象の事柄によって使い分けられるようです。
霊感タロットやルーンなど、術具を使って占うスタイル、あるいはそういったスタイルの占い師と相性がいい方にはおすすめの占術です。