四柱推命(しちゅうすいめい)
対象者の命運を占う方法として、中国で生まれた占術です。
陰陽五行説が基盤となっていて、対象者の生年月日と出生時間を軸として運命を解き明かしていくという展開法で、占いにおいては「出生時間は把握していない」という利用者が多いため、霊感占いやタロット占いに比べると比較的需要が低い傾向にあります。
霊感占いなどの第六感的な能力を用いる超感覚的な占いとは違い、生年月日、出生日時からの解析がとても細かく、統計学が多いに活用されていて理論的なのが特徴です。
干支にはじまり曜日、曜日の順番、リズム、星の位置(天干星・十二運・神殺星の3種で善悪が判断される)に加えて運命関係図、相性、縁、さらには陰と陽の性質まで、五行図と呼ばれる用紙に書き出された盤の上に、占い師が細かく情報を記載しながら展開していきます。
図式は流派によって分かれていて、日本では主に安田式と呼ばれる図式が多く用いられているようです。、傾向として鑑定に時間がかかります。